バッテリー交換

ノートPCのバッテリー交換を自分でやる方法|手順・選び方・注意点を解説!

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ノートパソコンを長く使っていると、バッテリーの寿命が尽き、充電の持ちが悪くなったり、突然電源が落ちたりすることがあります。

そのような状態になったとき、新しいバッテリーに交換すればパソコンの使用時間が回復し、快適に使い続けることができます。

ノートパソコンのバッテリー交換は自分でできる?

バッテリー交換は誰でもできるのでしょうか?

答えは「できるPCとできないPCがある」です。

ここでは、バッテリー交換が必要なサインや、PCのバッテリータイプについて詳しく解説します。

バッテリーには「外付け型」と「内蔵型」がある

ノートパソコンのバッテリーには、「外付け型」と「内蔵型」の2種類があります。

外付け型は、本体の裏面にあるバッテリーをラッチで固定しているタイプで、簡単に取り外して交換できます。

一方、内蔵型のバッテリーはパソコンの内部に組み込まれており、ネジを外し本体を開けて交換する必要があるため、作業の難易度が上がります。PCに詳しくない人にはオススメできません。

自分で交換する場合は、バッテリーの種類を事前に確認し、交換作業に必要な工具や知識を備えたうえで作業しましょう。

交換が必要なサイン(バッテリー劣化の症状)

  • 充電がすぐに減る:フル充電しても、数十分〜1時間程度で電源が切れる。
  • 充電できない・認識しない:ACアダプターを挿しても充電されない、バッテリーが認識されない。
  • 電源が突然落ちる:残量があるのに急に電源が切れる。
  • バッテリーが膨張している:パソコンの裏蓋が浮いてきた場合、バッテリーの膨張の可能性が高い。

バッテリーが劣化すると、いくつかの明確な兆候が現れます。

まず、フル充電しても使用時間が極端に短くなり、数十分ほどで電源が落ちてしまうことがあります。

このような場合は、バッテリーを交換を検討しましょう。

また、充電ケーブルを接続しても充電されなかったり、バッテリーが認識されないといった症状も劣化のサインです。

さらに、バッテリーが膨張してノートパソコンの裏蓋が浮いてくるケースの場合はすぐにでも交換が必要です。

ノートパソコンのバッテリー交換に必要なもの

バッテリー交換をスムーズに進めるためには、適切な工具と事前準備が欠かせません。

事前に必要なものを揃え、交換作業に備えましょう。

必要な工具(ドライバー、静電気対策など)

一部のノートパソコンのバッテリー交換には、精密ドライバー等が必要になります。

また、静電気による故障を防ぐために、静電気防止グッズの使用がおすすめです。最近では100均などでも購入ができますよ。

さらに、内蔵バッテリーを交換する場合は、パソコンの裏蓋を開けるためのヘラや吸盤を準備しておくと、作業をスムーズに進めることができます。

バッテリーの型番の調べ方

バッテリーを購入する前に、まずは自分のパソコンに適合する型番を調べる必要があります。

一番確実なのは、現在使用しているバッテリー本体を確認する方法です。

  • バッテリー本体を確認:外付け型ならバッテリーを外し、ラベルに記載された型番を確認。
  • PCの設定で確認:Windowsの場合「コマンドプロンプト」でpowercfg /batteryreportを実行する。

外付け型バッテリーの場合は、取り外してラベルを見れば型番が記載されています。

もしバッテリーが取り外せない場合は、Windowsのコマンドプロンプトで「powercfg /batteryreport」を実行すれば、バッテリー情報を確認できます。

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バッテリー情報を確認する詳しい手順(Windows)

スタートメニューを開く

画面左下のWindowsロゴ(スタートボタン)をクリックします。

コマンドプロンプトを検索

スタートメニューの検索バーに「cmd」と入力します。

管理者として実行

検索結果に表示された「コマンドプロンプト」を右クリックします。
表示されたメニューから「管理者として実行」を選択します。
「ユーザーアカウント制御」のウィンドウが表示されたら、「はい」をクリックします。

コマンドを入力

開いたコマンドプロンプトの黒い画面に以下のコマンドを正確に入力します。

powercfg /batteryreport

入力後、Enterキーを押します。

レポートの生成を確認

コマンド実行後、「バッテリー レポートは正常に生成されました。」というメッセージが表示されます。
このメッセージには、レポートファイルの保存場所も表示されます。

レポートを開く

エクスプローラー(ファイルエクスプローラー)を開きます。
アドレスバーに、コマンドプロンプトで表示された保存場所をコピー&ペーストします。
「battery-report.html」というファイルを見つけ、ダブルクリックして開きます。

レポートの内容を確認

開いたHTMLファイルにバッテリーの詳細情報が表示されます。
ここでバッテリーの健康状態や使用履歴などを確認できます。

この手順に従えば、PC初心者の方でもバッテリー情報を簡単に確認することができます。レポートの内容に不明な点がある場合は、インターネットで検索するか、PCに詳しい人に相談するとよいでしょう。

また、メーカーの公式サイトや製品マニュアルでも適合バッテリーの型番を調べることができます。

純正・互換バッテリーの違いと選び方

バッテリーには、メーカーが提供する純正品と、メーカー以外の会社が作った製品の互換バッテリーがあります。

純正品は品質や安全性が保証されていますが、価格が高めなのがデメリットです。

一方、互換バッテリーは純正品より安価ですが、品質にばらつきがあるため、信頼できるメーカーの製品を選ぶことが重要です。

純正バッテリーの安心感を重視するか、コストを抑えて互換バッテリーを選ぶかは、それぞれの用途や予算に応じて決めましょう。

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バッテリー交換の手順

バッテリー交換の前にやるべき準備

バッテリー交換を始める前に、パソコンの電源を切り、ACアダプターを外しておきます。

作業中に静電気による故障を防ぐため、静電気防止グッズを身に着けるのが理想的です。

また、交換作業を行うスペースを整理し、小さなネジをなくさないように注意しましょう!

交換の基本手順

外付け型バッテリーの交換は比較的簡単です。

本体裏面のカバーを外し、バッテリーを取り外したら、新しいバッテリーをはめ込み、しっかり固定すれば完了です。

内蔵型バッテリーの場合は、まず裏面のネジをすべて外し、カバーを慎重に取り外します。

次に、バッテリーの固定ネジやコネクタを外し、新しいバッテリーを取り付けます。

最後に、カバーを元に戻し、ネジを締め直して作業完了です。

交換後の動作確認と初期設定

交換が終わったら、バッテリーが正常に認識されているか確認しましょう。

Windowsの「デバイスマネージャー」や「電源オプション」でバッテリー情報をチェックし、問題がないかを確認します。

また、フル充電と放電を2〜3回繰り返すことで、バッテリーのキャリブレーションを行い、最適なパフォーマンスを引き出せます。

バッテリーを自分で交換するリスクと注意点

バッテリーを自分で交換する際に注意したいのが、メーカー保証への影響です。

特に内蔵型バッテリーの交換は、メーカー購入以外のバッテリーを使用した場合、メーカー保証が無効になる可能性があるため、交換前に保証内容をよく確認しておきましょう。

次に多いのが、バッテリーの型番ミスです。届いてから型番が違っていた!という状況にならないためにも事前にしっかり確認しましょう。

当店でも不良品以外での返品・交換はできません。

型番が合っているかどうか不安な方は一度ご相談ください。

また、交換時にありがちなミスとして、コネクタを強く引っ張りすぎて破損させてしまったり、ネジを紛失してしまうケースがあります。

作業は慎重に行い、細かい部品は小皿などにまとめて管理すると安心です。

バッテリー交換にかかる費用の比較

バッテリー交換にかかる費用は、方法によって大きく異なります。

交換方法費用目安
自分で交換3,000円~20,000円(バッテリー代のみ)
修理業者10,000円~
メーカー交換15,000円~

自分で交換する場合、バッテリー代だけで済むため、3,000円〜20,000円程度で抑えられます。

一方、修理業者に依頼すると10,000円〜30,000円、メーカーに交換を依頼すると15,000円〜30,000円程度かかることが一般的です。

コストを抑えたい場合は、互換バッテリーを選んだり、信頼できる業者のキャンペーンを利用するのも一つの方法です。

まとめ|バッテリー交換で快適なPCライフを!

ノートパソコンのバッテリーは、正しく交換することで快適なパフォーマンスを取り戻せます

交換方法を理解し、自分に合った手段を選んで、大切なパソコンをご使用してくださいね。

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